KDDI、2015年度までに1500名の新規採用見込み。
中小企業向けスマートフォン導入市場を狙い、全国に営業要員を配置
[2013.02.08]
KDDI株式会社(東京・千代田区)が2015年度末までに約1500人を採用すると発表した。スマートフォンを利用した業務システムを中小企業向けに提供する営業要員として全国に配置する。KDDIの連結従業員数は約2万人で、1500名の採用は約8%の増員となる。
スマートフォンやタブレット(多機能携帯端末)を社内外の業務システムで使いたいというニーズにこたえ、これまで開拓していなかった全国約180万社の中小企業を新たな顧客として開拓する狙い。インターネット環境の整備や業務効率化に役立つサービスを提供する。同業他社ではソフトバンクもスマートフォン事業の拡大を予測し、2013年度の採用人数を前年度比倍増の2250人に引き上げる計画。(日本経済新聞)
2010年度は8,505台だった国内スマートフォン出荷台数は、2011年度には23,770台に増加。2012年度は最終的に33,090台になる見込み(矢野経済研究所調べ)。ますます拡大するスマートフォン、タブレット市場には今後も新たな雇用の創出が期待される。今後の動向に注目したい。
『日本の人事部』編集部