<25卒>「面接」について調査
面接に「自信がある」学生は2割に満たない。アピールしたいことは「学生時代に力を入れたこと」。「仕事はチームワークだと思うので、多くの人と一緒に何かをした経験を話したい」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「面接」について調査しました。就職活動の面接について、「自信がある」と回答した学生は、2割に満たないことが分かりました。「自信がない」「どちらかと言えば自信がない」の回答は、65.3%に上ります。「評価されると思うと緊張してしまう」「自信がないので、練習や準備をして臨みたい」などの声が上がっています。面接でアピールしたいことは、「学生時代に力を入れたこと」が最多。次いで「アルバイトの経験」、「高校時代に力を入れていたこと」が続きます。「仕事はチームワークが大切だと思うので、サークルやアルバイトなど多くの人と一緒に何かをした経験を話したい」「アルバイトも、高校の部活も同じものを続けてきた。継続力をアピールしたい」などの声が寄せられています。逆質問で聞きたいことは、「働く環境に関すること」が最多。次いで、「どのような社員が活躍しているか」が続きました。
【TOPICS】
(1)面接に「自信がある」学生は2割に満たない。6割以上が「自信がない」と回答
(2)面接でアピールしたいことは「学生時代に力を入れたこと」が最多
(3)逆質問で聞きたいことは「働く環境に関すること」が最多
【調査の背景】
2025年卒の学生は、インターンシップ期間を経て、いよいよ就職活動が本格化します。就職活動で大きなウエイトを占める「面接」をどのように捉えているかアンケートを実施しました。
【調査詳細】
(1)面接に「自信がある」学生は2割に満たない。6割以上が「自信がない」と回答
就職活動の面接について、「自信がある」と回答した学生は、3.5%でした。「どちらかと言えば自信がある」13.8%を合わせても、面接に自信を持っている学生は2割に満たないことが分かります。「自信がない」「どちらかと言えば自信がない」の回答は、65.3%に上りました。自信があるとした学生からは、「既に何社かの面接を経験している」「これまで受けた面接は通過することができた」「何度か面接を経験し、雰囲気や聞かれることを掴めてきた」といった声が寄せられました。一方、自信がないとした学生からは、「評価されると思うと緊張してしまう」「自信がないので、練習や準備をして臨みたい」「面接で自信をもって話せるようになるには、もっと自己分析が必要だと思う」などの声が上がっています。
(2)面接でアピールしたいことは「学生時代に力を入れたこと」が最多
面接でアピールしたいことは、「学生時代に力を入れたこと」が53.8%で最多。次いで「アルバイトの経験」44.6%、「高校時代に力を入れていたこと」22.9%が続きます。「サークルやゼミのリーダー経験をアピールしたい」「仕事はチームワークが大切だと思うので、サークルやアルバイトなど多くの人と一緒に何かをした経験を話したい」「留学で異文化に触れ、価値観が変わった」「留学で将来やりたいことが見つかった。留学での経験は自信をもって話せる」「アルバイトも、高校の部活も、同じものを続けてきた。継続力をアピールしたい」などの声が寄せられています。
(3)逆質問で聞きたいことは「働く環境に関すること」が最多
逆質問(学生から企業への質問)で聞きたいことは、「働く環境に関すること」が57.1%で最多。次いで、「どのような社員が活躍しているか」41.4%、「新入社員・若手社員に期待すること」37.8%、「福利厚生に関すること」34.3%、「会社が目指す方向性」34.0%が続きました。「ライフステージが変わっても働けるか確かめたい」「社風や求める人物像について知りたい」「会社の方向性と、自身が目指すものが合致するかを知りたい」といった声が上がりました。面接での逆質問を通じて、「長く働ける環境か」や「自身が活躍できそうか」「キャリアプランと合致するか」などを確かめたいという意向がうかがえます。
■調査概要
・調査期間:2023年12月18日~2024年1月10日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:715件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
※2020年~2023年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 1月25日発表・同社プレスリリースより転載)