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「新卒採用」の注目ニュース

【23・24卒学生調査】24卒の52.3%が「志望業界は既に決まっている」9割が「志望業界」を軸に夏インターンシップの参加企業を選択

[2022.09.01]

株式会社インタツアー(代表:作馬 誠大、本社:東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル南館)は、23卒・24卒学生を対象とした調査『志望業界と夏インターンシップの調査』の結果を発表しました。
同調査では23卒・24卒学生を対象として、志望業界の決定と夏インターンシップ参加企業の選定で重視する情報について調べました。夏インターンシップで志望業界・非志望業界の企業に参加するかどうか、夏インターンシップ参加で重視するポイントなどを聞いています。(調査時期:2022年5月16日~5月23日、有効回答数654名)
調査結果では、24卒学生の52.3%が既に志望業界を決めていて、9割の学生が志望業界を軸に夏インターンシップの参加企業を選択していること、志望業界以外のインターンシップでは、オンラインで参加でき、負担の少ない内容を選んでいることがわかりました。

新卒採用が早期化・長期化するにつれて、これまで採用活動とは(建前上)明確に分け
られてきた「夏インターンシップ」の位置づけが変化してきています。2022年4月には、経団連や大学によって構成される「産学協議会」から、「就活選考前のインターンシップ評価を合否に利用する」との提言がなされ、インターンシップと採用の直結が解禁の方向に向かっています。
当調査では、23卒・24卒の就活生・プレ就活生を対象に、就活の一部として活用されている「夏インターンシップ」と志望業界の関係性や、志望業界以外の夏インターンシップ参加について調査しました。
 

<調査結果のポイント>

●24卒の52.3%が「志望業界は既に決まっている」
志望業界が決まっている学生は9割が「志望業界」を軸に夏インターンシップの参加企業を選択
夏インターンシップの参加目的は「情報収集」6割強、「選考を有利に」4割弱
志望業界を重視しつつも志望業界以外の夏インターンシップにも7割以上が参加または参加予定

●志望業界以外の夏インターンシップの選び方はオンラインで参加しやすい内容
参加の決め手は「オンライン」41.4%
希望するプログラムは「会社説明」など負荷が少ない内容
志望業界以外のインターンシップに参加する24卒生は64.5%


<調査結果詳細>

・24卒の52.3%は「志望業界が既に決まっている」
24卒生で志望業界がすでに決まっている学生は52.3%と、約半数が志望業界を決定していました。
 

・志望業界が決まっている学生の9割が「志望業界」を軸に夏インターンシップの参加企業を選択
23卒生および志望業界が決まっている24卒生を対象に、夏インターンシップの参加を決める際に重視する項目を聞きました。
最も回答が多かった選択肢は「業界」で、93.2%と大多数の学生が業界(=志望業界)を軸に夏インターンシップの参加企業を決めていました。
次いで回答が多かった選択肢は「プログラム」(49.1%)で、以下「知名度」(35.7%)「オンライン開催」(32.3%)「所要時間」(26.7%)が続きました。インターンシップのプログラムや企業の知名度(あるいは夏インターンシップの知名度)といった内容面が重視されている一方で、開催形式や所要時間などの参加しやすさも参加判断の基準となっていることがわかります。
他方、「知り合いが働いている」(1.1%)「友達と一緒に参加できる」(0.4%)などはあまり重視されていません。
志望業界がすでに決まっている学生は、志望業界を軸として夏インターンシップの参加企業を絞り込み、内容面や開催形式、スケジュールなどを見ながら参加を決めていることが読み取れます。


・夏インターンシップの参加をやめる理由「特に魅力を感じない」44.2%
前の設問とは逆に夏インターンシップの詳細を見て参加をやめた理由について聞きました。
ある程度前項の条件で候補を絞ったうえで、個別に参加判断をする際にどういった理由で候補から除外したのかを確認しています。
最も回答が多かった選択肢は「特に魅力を感じなかった」(44.2%)でした。これは、業界や開催形式は合致していたものの、内容面で魅力を感じられなかったケースだと考えられます。
その他の回答では「時間が長い」(27.1%)「ES提出等の選考がある」(21.6%)といった、負担感を感じたことで参加をやめた回答がありました。また、「参加対象ではなかった(学部、学年)」(25.2%)も回答が多く、学生の希望とのミスマッチが少なからず発生していることもわかりました。
 

・夏インターンシップの参加目的は「情報収集」6割強、「選考を有利に」4割弱
夏インターンシップに参加する目的について聞きました。
最も回答が多かった選択肢は「業界についての情報収集」(37.4%)で次いで「企業についての情報収集」(24.1%)が続きました。この2つの合計61.5%の学生は、業界研究や企業研究をある程度進めている状況で、より詳しい情報を知るためにインターンシップを活用していました。
それ以外の回答「早期選考への権利を得るため」(23.3%)「企業との接点が多いほうが選考に有利なため」(13.5%)「インターンシップに参加しないと今後のインターンシップや選考に参加できないため」(1.7%)の合計38.5%は、企業の選考参加へのルートを意識したもので、すでに志望企業をある程度絞り込んで参加をした(する予定)であることがわかります。


・志望業界を重視しつつも志望業界以外の夏インターンシップにも7割以上が参加
23卒生を対象に、志望業界の夏インターンシップ、志望業界以外の夏インターンシップにそれぞれ参加したことがあるか聞きました。
志望業界のインターンシップに参加したことが「ある」と答えた学生は84.5%でした。9割以上の学生が業界を夏インターンシップ参加の軸としているなかで、大多数の学生は志望業界のインターンに参加していました。
また、志望業界以外の夏インターンシップに参加したことが「ある」と答えた学生は70.5%でした。志望業界と比べると比率は落ちますが、志望業界以外の夏インターンシップに参加する学生も7割以上存在し、志望業界が最重視されている中でも他の業界の夏インターンシップに併せて参加している実態がわかりました。

 

調査の概要
23・24卒対象 志望業界と夏インターンシップの調査
調査機関 株式会社インタツアー
調査対象者 23・24卒大学生
調査母数 9,601名(文系学生8,343名、理系学生1,258名)
回答数 654名(23卒264名、24卒390名)
調査方法 『インタツアー』マイページまたはSNS経由のwebアンケート
調査期間 2022年5月16日~2022年5月23日
 

このプレスリリースについてのお問い合わせ先
株式会社インタツアー
担当:作馬、安田
TEL:03-6731-4455 E-MAIL:gsinfo@gssc.co.jp


◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社インタツアー / 8月24日発表・同社プレスリリースより転載)

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