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「新卒採用」の注目ニュース

7月末時点の内々定率は<81.0%>。前月比は2.2ポイント増に留まる。最終面接を受けた時期も「7月」は1桁台に。第7波の影響で、最終面接を組みにくかったことも影響か?

[2022.08.15]

株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2022年7月末時点の内々定獲得率は、81.0%。前月比は2.2ポイントの増加で、微増に留まりました。最終面接を受けた時期についても、「2022年7月」は「8.8%」と一桁台に留まり、内々定率の伸びが鈍化したことと連動しています。前期試験の日程と重複している他、新型コロナウイルス感染症の第7波が影響し、特に対面で行われることが多い役員との最終面接が組みにくかったことの影響も推察されます。就職活動の継続率は35.6%となっています。

【TOPICS】

  1. 7月末時点の内々定率は81.0%。前月比は微増に留まる
  2. 7月は最終面接の実施が鈍化
  3. 就職活動を終えている学生が61.3%
     

(1) 7月末時点の内々定率は81.0%。前月比は微増に留まる
2022年7月末時点の内々定率は、81.0%。前月比は2.2ポイント増の微増に留まりました。3月度調査以降、毎月10ポイント前後の伸びを示していましたが、ここに来て伸び率に急ブレーキがかかっています。採用活動を継続している企業は多いものの、企業と学生のマッチングが進みにくくなってきたと考えられます。

(2) 7月は最終面接の実施が鈍化
最終面接を受けた時期について、「2022年7月」は「8.8%」と一桁台に留まり、内々定率の伸びが鈍化したことと連動しています。前期試験の日程と重複している他、新型コロナウイルス感染症の第7波が影響し、特に対面で行われることが多い役員との最終面接が組みにくかったことの影響も推察されます。

(3) 就職活動を終えている学生が61.3%
現在の就職活動状況について、「就職活動をしている」の回答が35.6%と4割を切り、前月より6.7ポイント減少しました。就職活動を終了した学生は61.3%に達し、前月よりも6.2ポイント増加しました。

■調査概要
・調査期間:2022年7月27日~7月31日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:469件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。

 

◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/8月5日発表・同社プレスリリースより転載)

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