半数以上が就職活動でSDGsを意識。7割弱の学生が「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると志望度が上がる」と回答。
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「SDGs」をテーマに調査しました。半数以上の学生が、「就職活動で、企業のSDGsに関する取り組みを意識している」と回答。「仕事を通して、社会に貢献したい」「社会貢献性の高い事業をしている企業で働きたい」などの声が上がりました。また、7割弱の学生が「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」としています。「SDGsの達成に向けて取り組むことは、企業として当たり前だと思う」といった声と併せて、「実際にどのような取り組みをしているのか注目している」「ブームに乗っているだけの企業もあるように感じているので、実際にどのように貢献しているのかを知りたい」などの指摘も寄せられました。SDGsに取り組んでいるかどうかだけでなく、取り組みの内容も含めて注目していることが分かります。
【TOPICS】
- 「SDGs(Sustainable Development Goals)」の認知率は、96.2%。
- 半数以上の学生が、就職活動において企業のSDGsに関する取り組みを意識
- 7割弱の学生が、「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」と回答
【調査の背景】
脱プラスチックや食品ロス削減などサステナブル商品への関心が高く、企業はZ世代を意識した商品開発やコミュニケーションを展開し始めていますが、採用においても、Z世代の特徴や価値観を尊重しながら、採用活動を展開していくことが求められています。Z世代にあたる2024年卒の学生は、「SDGs」についてどのように考えているのか調査しました。
(1) 「SDGs(Sustainable Development Goals)」の認知率は、96.2%。
「SDGs(Sustainable Development Goals)」について、「言葉も意味も知っている」の回答が76.5%でした。「言葉は知っている」の回答(19.7%)も合わせると、96.2%が「SDGs」について「知っている」ことが分かります。
(2) 半数以上の学生が、就職活動において企業のSDGsに関する取り組みを意識
「SDGs」に関する取り組みを、就職活動において「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生が52.3%に達しました。半数以上の学生が、就職活動においてSDGsを意識していることが分かります。「仕事を通して、社会に貢献したい」「社会貢献性の高い事業をしている企業で働きたい」などの声が上がっており、就職活動において、「社会貢献性」を意識していることが伺えます。
(3) 7割弱の学生が、「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」と回答
就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」と回答した学生が25.9%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」の回答(40.2%)を合わせると、7割弱の学生が「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」としています。「社会貢献性が高く、やりがいを持って仕事ができそう」「SDGsの達成に向けて取り組むことは、企業として当たり前だと思う」「現在だけでなく、将来のことを考えている企業だと思う」「ESG投資が増えているので、SDGsに取り組む企業のほうが成長力が高そう」といった声が上がっています。また、「実際にどのような取り組みをしているのか注目している」「ブームに乗っているだけの企業もあるように感じているので、実際にどのように貢献しているのかを知りたい」などの指摘も寄せられました。SDGsに取り組んでいるかどうかだけでなく、取り組みの内容も含めて注目していることが分かります。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年5月9日~2022年5月16日
・有効回答数:595名
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/5月26日発表・同社プレスリリースより転載)