約9割が、企業選びの際に「採用動画を参考にする」と回答【Z世代の23卒、24卒就活生321名に調査】
約9割が、企業選びの際に「採用動画を参考にする」と回答
一方で、「具体的な話がない」や「尺が長い」などの動画は、志望度が上がらないといった実態も
採用動画プラットフォーム「moovy」を運営する株式会社moovy(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三嶋 弘哉)は、採用動画の視聴経験がある23卒、24卒の就活生321名に対し、「Z世代就職の動画活用」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
- Z世代就活生の86.6%が、企業選びの際に「採用動画」を参考にしており、採用動画視聴後、77.0%が「志望度があがった」と回答
- 採用動画の視聴で、「会社の雰囲気や社員の人柄がリアルに伝わった」(52.6%)や「短時間で効率的に収集ができた」(50.2%)の声
- 企業選び・選考中に参考になる動画、「働いている様子がわかる動画」が71.3%、「事業内容の説明動画」が65.4%
まとめ
今回は、採用動画の視聴経験がある23卒、24卒の就活生321名を対象に、「Z世代就職の動画活用」に関する実態調査を行いました。
まず、23卒、24卒の就活生の約86%が、企業選びの際「採用動画」を参考にしており、77%が「採用動画を視聴後、視聴した会社の志望度が上がった」と回答しました。また、「採用動画の視聴」で得られた効果について伺ったところ、「会社の雰囲気や社員の人柄がリアルに伝わった」が約52%で最多、続いて「短時間で効果的に収集ができた」が約50%、「テキストを読むよりもわかりやすかった」が約46%という回答になりました。
次に、企業選び・選考中に参考にする動画について伺ったところ、「働いている様子がわかる動画」が約71%、「事業内容の説明動画」が約65%となりました。
より「直感的」かつ「効率的」に情報収集したいというZ世代の傾向が明らかになりました。
また、採用動画は、「就職活動の企業研究」や「その企業の選考前」に、スマホを使って見られていることがわかりました。
最後に、採用動画の中で、志望度が上がらない採用動画の特徴は、「具体的な話がないビジョンのみの動画」(約46%)、「尺が長い動画」(約45%)という回答になり、その他にも「かっこいいが実態とはかけ離れている動画」」や「文字のみの動画」も志望度が上がらないといった声も挙がりました。
今回の調査では、Z世代と呼ばれる23卒、24卒の就活生の多くは、就職先の企業候補を選ぶ際に「採用動画」を参考にしており、採用動画の視聴後はその企業の理解度が深まり、志望度が高くなることがわかりました。
その一方で、少なからず興味を持って採用動画を見たとしても、具体的な話がない抽象的な動画や、尺が長い動画は、志望度が上がらず、逆効果になることも判明しました。
デジタルコンテンツが生活に欠かせないものとなっているZ世代にとって、動画を視聴し、「自分が働いている様子を想像できるか」が、志望する企業選びの分かれ道になっているのかもしれません。
企業としては、リアルな職場の雰囲気をコンパクトな動画で表現することにより、最適な人材とのマッチングが成功すると言えるのではないでしょうか。
調査概要
調査概要:「Z世代就職の動画活用」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月16日〜同年3月17日
有効回答:採用動画の視聴経験がある23卒、24卒の就活生321名
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社moovy/4月26日発表・同社プレスリリースより転載)