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「新卒採用」の注目ニュース

<就職活動に関する意識調査>体育会系部活動出身者は就活中と入社後のズレ大きい傾向

[2022.03.22]

非体育会系出身者より早く就活に着手も、約8割が部活動との切り替えに苦労一方で、非体育会系出身者は就活中の不安が多いも、入社後のズレは少ない結果に

株式会社クリエイト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井崎 貴之、以下「クリエイト」)は、株式会社ASSIST(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大津祐樹、以下「ASSIST」)が運営するプロジェクト「Football Assist」とのスポンサー契約を締結するにあたり、プロスポーツ選手を目指していた体育会系部活動出身者200名と、非体育会系出身者200名、合計400名を対象に、就職活動に関する意識調査を実施しました。

【調査ハイライト】
■体育会系部活動出身者は就活中と入社後のズレが大きい傾向
自分の特徴が活かせそうな会社を見つけられる人多数も、入社を後悔する傾向

  • 体育会系部活動出身者の約7割が自身を活かせる企業を見つけられていたと回答
  • 体育会系部活動出身者の約8割が就職活動をやり直したいと回答
  • 「自己分析や企業分析に対する考えが甘かった。」、「業界を絞り過ぎずにエントリーするべきだった」との振り返りも

■非体育会系出身者より早く就活に着手も、約8割が部活動との切り替えに苦労

  • 非体育会出身者は、体育会系部活動出身者に対して、早期に就活に着手する傾向
  • (体育会系、第1位「3年生10月~12月(28.0%)」、非体育会系、第1位「3年生1月~3月(26.5%)」)
  • しかし、体育会系部活動出身者の半数以上がエントリー企業数1~5社。非体育会系出身者は平均20社
  • 体育会系部活動出身者は、約8割が部活動との切り替えに苦労

■非体育会系出身者は就活中の不安が多いも、入社後のズレは少ない結果に

  • 非体育会系出身者は、自身の特徴が活かせそうな企業が見つかった人が約3割にとどまる
  • 約半数(45.7%)が、就職活動当時、体育会系部活動出身者は就職活動において有利そうだと感じていた
  • 非体育会系出身者で就活を「やり直したい」ととても感じる人は28.5%(体育会系部活動出身者43%)にとどまる

■体育会系部活動出身者は就活中と入社後のズレが大きい傾向
自身の特徴が活かせそうな会社を見つけられる人多数も、入社を後悔する傾向

就職活動を行う中で「自分の特徴が活かせる企業は見つけられましたか」という質問に対して、7割以上の体育会系部活動出身者が見つけることができたと回答しました。一方、非体育会系出身者で「見つけられたと思う」と回答した人は約3割と、体育会系部活動出身者と比較し半数以下の結果となりました。

しかし、体育会系部活動出身者は就活時代を強く後悔。約8割が「やり直したい」
「企業に就職し、就職活動をやり直したいと感じたか」という質問に対して、体育会系部活動出身者の約8割がやり直したい(とても感じる43.3%、やや感じる37%)と回答しました。非体育会系出身者で「やり直したい」と感じた人は約6割(とても感じる28.5%、やや感じる36%)と体育会系部活動出身者と比較して後悔している人は少ない結果になりました。
具体的な後悔の声として、「自己分析や企業分析に対する考えが甘かった。」、「業界を絞り過ぎずにエントリーするべきだった」や「就職活動をもっと早くから開始するべきだった」などの回答があり、就活時代の自己分析と、入社後の差が、非体育会系出身者よりも大きく出る結果となりました。

■体育会系部活動出身者は、非体育会系出身者より早く就活に着手も、半数以上がエントリー企業数1~5社。約8割が部活動との切り替えに苦労
「就職活動を開始したタイミングはいつからですか」という問いに対して、体育会系部活動出身者で最も多かったのが「3年生10月~12月(28.0%)」、非体育会系出身者は、「3年生1月~3月(26.5%)」と、体育会系部活動出身者のほうが早く就職活動に着手している傾向にあることがわかりました。

しかし、実際にエントリーシートを提出した企業数を比較すると、体育会系部活動出身者は「平均14社」、非体育会系出身者は「平均20社」と体育会系部活動出身者のほうが少なく、さらに、体育会系部活動出身者の半数以上(54.5%)が、エントリーシートを提出した企業が1~5社であることがわかりました。

体育会系部活動出身者の約8割が、部活動から就職活動に急に切り替えることが難しいと感じた(とても感じた35.0%、やや感じた48.0%)と回答しており、就職活動に早期から着手をするも、部活動からの切り替えや、プロスポーツ選手を目指すことへの気持ちの切り替えに苦労している事実が明らかになりました。

■非体育会系出身者は約7割が、自分の特徴が活かせそうな企業見つからず
非体育会系出身者は、「自分の特徴が活かせる企業は見つかりましたか」という問いに対して、見つかった人は約3割にとどまり、さらに、「就職活動当時、体育会学生は就職活動において有利そうだと感じていましたか」という問いに対して、約半数(47.5%)が有利だと感じていたと回答。体育会系部活動出身者に対して不利に感じるものの、実際には体育会系部活動出身者よりも就職活動に対する対策は多く、入社後のギャップも少ない傾向にあることが判明しました。

以下、その他参考情報
部活動での経験が現在の仕事に繋がっていると回答した体育会系出身者が76.0%
具体的に部活動での経験が活かせたスキルとして7割以上の人がコミュニケーション力と回答

部活動での経験が現在の仕事に活かされているかを質問したところ、7割の体育会系出身者が部活動での経験が仕事と通じているものがあると回答。具体的に仕事で活かせているスキルについて質問したところ、73.7%が「コミュニケーション力」と回答し、続いて「計画力」42.1%、「伝達力」40.1%という結果に。
 

プロスポーツ選手を目指していた体育会系部活動出身者と、非体育会系出身者に聞いた「就職活動に関する意識調査」 概要
調査方法 : インターネット調査
調査対象 : 全国の20~30歳の男女社会人のうち、大学時代体育会系に所属し、
プロを目指していた方(200名)、大学時代非体育会出身の方(200名)
回収サンプル数 : 400
調査期間 : 2022年3月

◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
( 株式会社クリエイト/3月14日発表・同社プレスリリースより転載)

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