新規学校卒業者の採用に関する要請について~新卒者雇用・特命チームが中小企業団体に採用要請を実施!~(厚生労働省)
本日「卒業前最後の集中支援」(注)の取組の一つとして、「新卒者雇用に関する中小企業団体との会合」(別添1参照)が開催され、中小企業団体(日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国商工会連合会)に対し、「新卒者雇用・特命チーム」のメンバーである寺田学内閣総理大臣補佐官、和田隆志内閣府大臣政務官、笠浩史文部科学大臣政務官、小林正夫厚生労働大臣政務官、田嶋要経済産業大臣政務官が、新規学校卒業者の採用に関する要請を行いました(別添2参照)。
なお、本要請については、同日付けで文部科学省及び経済産業省からも発表しております。
新規学校卒業予定者をめぐる就職環境は、依然として大変厳しい状況にあり、今後も厳しい状況になることが予想されます(別添3参照)。
これまでも、厚生労働省においては、1人でも多くの方に「新卒応援ハローワーク」を知っていただき、就職活動でお困りの場合には、1人で悩まず、「ジョブサポーター」にご相談いただけるよう努めております。その結果、
・新卒応援ハローワークには延べ124,800人が来所、12,545人の就職が決定(平成22年9月24日~平成23年1月末)
・ジョブサポーターの支援により25,140人の就職が決定(平成22年9月~平成23年1月末)しています(別添4参照)。
さらに、「卒業前最後の集中支援」により、すでに延べ27,390人(平成23年1月18日~2月6日)に対しジョブサポーター等が電話連絡を行うとともに、特例的に拡充した奨励金を活用する求人を新たに52,981人分(平成23年2月6日現在)確保するなど、取組が進んでいます(別添5参照)。
今後も、一人でも多くの新卒者の皆様が就職できるよう取り組んでいきます。
注:平成23年1月21日、菅総理大臣の指示のもと「新卒者雇用・特命チーム」が開催されました。この中で、厚生労働省・文部科学省・経済産業省が連携し、一人でも多くの方が卒業までに就職が決定するよう、未内定者を対象とした「卒業前最後の集中支援」を実施することが決定しました。これについては、平成23年1月21日発表「「卒業前最後の集中支援」の実施について」で公表しています。
【「卒業前最後の集中支援」の内容】
1 既卒者を雇用する事業主への奨励金の未内定者への特例的適用(平成23年2月1日)
2 中小企業団体に対する奨励金の活用要請及び奨励金を活用した求人開拓の徹底【経済産業省と連携】
3 大学等とジョブサポーターとの情報共有による個別支援の徹底【文部科学省と連携】
4 民間就職情報サイトを通じたジョブサポーター・新卒応援ハローワーク等の周知
5 中小・中堅企業を中心とした就職面接会の追加開催
発表資料全文(PDF:1310KB)
発表資料(PDF:362KB)
(別添1)(PDF:102KB)
(別添2)(PDF:128KB)
(別添3)(PDF:401KB)
(別添4)(PDF:152KB)
(別添5)(PDF:620KB)
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp//報道発表より転載