
Z世代とワークアズライフの相性・マネジメントについて
「ワークライフバランス」というワードが世に出て久しくなりますが、近年これに異議を唱える「ワークアズライフ」という概念があります。ワークアズライフは、時代の変遷に沿った生活スタイル・仕事に対する価値観で、ワークライフバランスとは異なり、仕事を生活の一部として考えることで毎日を充実させる考え方です。
ワークアズライフは今までの世代と異なる価値観を持つZ世代と相性が良いと言われています。
Z世代は、生まれた時からインターネットがある環境で育ち、オンライン上やSNSでの交流、新型コロナウイルスや震災による制限などを通して、勉学や仕事・作業の場所とプライベートの場所を今までの世代よりも曖昧に区別して過ごしています。
今回は、新卒採用のターゲットとなるZ世代とワークアズライフの相性や、人材採用後にワークアズライフを実現するために企業が取り組むべき2つのポイントに焦点をあてて解説します。
■Z世代が企業に求めること
- 企業の安定性
- 働き方の自由度
- プライベートを確保しやすい環境
Z世代の多くは、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校の授業や友人との交流など、オンラインでの生活を強いられてきました。オンラインショッピングの浸透やデリバリーサービスの急増など、在宅中心のライフスタイルが当たり前となった近年では、働き方にもある程度自由度があることが望ましいと言えるでしょう。
特に、「テレワーク」や「在宅勤務の可・不可」は、求人媒体の検索軸の一つとして設けられていることが多く、Z世代に重視されているポイントとなっているのかもしれません。
家やプライベート環境に仕事や授業がある生活に慣れているZ世代にとって、ワークアズライフという考え方は、現代の働き方として相性が良いと言えるでしょう。
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株式会社プレシャスパートナーズ 人事業務カウンセラー |
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